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このブログを運営しているみろくやは、昭和39年に長崎で設立されました。設立以来、長崎名産品である長崎ちゃんぽん、皿うどんを製造・販売しています。このブログでは私達の情報だけでなく、愛してやまない長崎のことも綴っていければと思います。私達を通じて、少しでも長崎に触れていただけたら幸いです。

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第587号【長崎ランタンフェスティバルと孔子廟】

2020.01.22

いよいよあさって24()から「2020長崎ランタンフェスティバル」がはじまります(〜29日(日)迄)。例年より2日長い17日間の開催です。すでに長崎のまちはランタンの装飾を終え、準備万端。

みなさまのお越しを心からお待ちしています。 

ランタンが飾られた新地中華街

 長崎の冬の風物詩、「長崎ランタンフェスティバル」は、今年で26年目を迎えます。長崎市の中心部を埋め尽くすように飾られるランタンやランタンオブジェの数は、約15千個。日が沈む頃、ランタンが灯りはじめ長崎のまちはどこか夢見心地な雰囲気に包まれます。 

ランタン装飾の眼鏡橋

 期間中、市中心部に設けられた7カ所の会場(新地中華街会場・中央公園会場・唐人屋敷会場・興福寺・鍛冶市会場・浜んまち会場・孔子廟会場)では、中国雑技や龍踊り、二胡の演奏などの催しが繰り広げられます。各会場は、5分前後の徒歩圏内で結ばれていますが、孔子廟会場だけがちょっと離れていて新地中華街から徒歩15分ほど。「石橋」行きの路面電車を利用するといいかもしれません(「大浦天主堂」電停下車)。 

孔子廟会場での龍踊り

 「長崎ランタンフェスティバル」の期間中、催しを行う会場として賑わう「長崎孔子廟」。近年では、中国の伝統芸能である変面ショーが大人気。中国の国家機密という、瞬時にお面が変わる早業で人々を魅了します。 

孔子廟・大成殿

 儒学の創始者である孔子(紀元前552〜前479)を祀る「長崎孔子廟」は、明治26年(1893)に清朝政府と在日華僑の人々が協力して建てたものです。湯島聖堂(東京都)、足利学校(栃木県)、多久聖廟(佐賀県)など日本各地に孔子廟はありますが、中国の伝統的な様式でつくられたものは長崎だけだそうで、たいへん見応えがあります。 

孔子廟・儀門(正門)

 強い印象を残すのは、やはり中国独特の色合いでしょうか。扉や柱などは、中国で魔除けとよろこびを表すとされる朱色。屋根瓦は濃い黄色です。清朝時代、屋根瓦の色は住人の地位を表すものだったそうで、黄色は皇帝が住む宮殿などに用いられていました。孔子の御霊は、皇帝と同等であることを意味しているのです。その屋根瓦には、守り神として伝説の神獣である龍、鳳凰、麒麟が配されています。廟内をつぶさに見ていくと、こうした神獣や伝説の動物たちが数多く見られます。なかでも龍はいたるところに配され、数えきれないほど。長崎孔子廟は、まるで龍の宿のようでもありました。 

儀門の屋根上の龍

 釈迦、ソクラテス、キリストとならび、世界の4大聖人のひとりとされる孔子。4人のなかでもっとも早くこの世に誕生したのが孔子です。孔子とその一門の思想が語られた『論語』は、儒教や中国伝統思想の根幹になっています。日本へは5世紀には伝えられたとされ、現在にいたるまで大きな影響を与えています。

ランタンオブジェの孔子

  誠実さ、中庸の徳、謙虚の徳を教えた孔子。人として守るべき八つの行いとして伝えられる「孔子の八徳」(孝・悌・忠・信・禮・義・廉・恥)は、人生の指針やいましめになります。戦国の世も、平和のときも、人々がけして手放さなかった孔子の教え。旧暦の年の初めに響く言葉がきっとあるはずです。

中庸の徳を教える宥座之器

 

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